2008年10月2日木曜日

ワニ

ケアンズの北、クックタウンという田舎町で、今、男性が行方不明になって捜索中ですが、ワニに襲われらしいということです。

ワニ襲撃説の具体的な証拠はありません。

朝、キャンプ場のすぐ脇の川まで、前日に仕掛けたカニ籠を上げに出かけて、なかなか帰ってこないご主人を心配して奥様が出かけて見ると、川の土手にご主人のビーチサンダルと腕時計が置いてあったとか。

そこに仕掛けておいたカニ籠のロープは、マングローブに結わえておいた先から、引きちぎられたように切れていて、その近くには、ワニが川に降りていく際のスロープも見つかっています。

ワニって、基本的に縄張り意識の強い動物ですから、大抵、同じところに居ます。

川の土手の、マングローブにそこだけポッカリ穴が開いたような泥の上で、のんびりと日向ぼっこをしている光景をよく見かけますが、水面より少し高くなっているので、川に下りるときは、そのままずり落ちるように下りていきますから、その土手には、何かが滑り落ちたような後が必ず付いています。

これから乾季になって、気温が高くなると水中で体を冷やすことが多いのであまり目に触れませんが、冬場、水温が低い場合には、干潮になると、近くの土手に上がって、体を温めている光景をよく目にします。

乾季の終わり頃から雨季にかけて、この時期は交尾の時期に辺り、普段はあまり自分の縄張りから出てこようとしないワニも、交尾の相手を求めて、縄張りの外を徘徊します。

ケアンズ周辺のビーチでワニが発見されるのはこの時期です。

一般の観光客の方が、ワニと接近遭遇するような機会は、普通なら、まずないかと思いますが、人気のない川の水辺に近づく場合は要注意です。

ちなみに、近年、ワニによる直接の被害があったのは、2005年、レイクフィールドナショナルパークでの出来事でした。カヌーに乗って釣りをしていた男性が、パートナーの目の前で襲われています。

このレイクフィールドナショナルパークは、ケアンズの近くですが、日本からの観光客の方は、まず足を踏み入れることのないエリアですから、まずご安心を。

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