2009年8月18日火曜日

ザトウクジラ

A PAIR of humpback crooners were an unusual, yet memorable, choice of music for one Frenchman while he was washing dirty dishes on board a boat off Cairns.
The whales were on their winter expedition to the tropics as passengers and crew of the Passion of Paradise watched and listened in awe of the two male sea giants.

The 25m catamaran stopped its engines and set its sails as the humpbacks came up close and personal with the boat near Luggers Pass, off Green Island last Thursday.
Crew member Rianna Rees put her camera in the water off the duckboard to snap a few shots of the ocean crooner as it swam near the back of the boat.
Have you caught a whale on camera?
Frenchman Pascal Espinosa, who has worked with the crew for the past four months, said he could hear the noise of the whales through the walls as he was washing dishes.
"I went upstairs to watch them just goof around in the water," Mr Espinosa said.
"Their pitch was deep and low - very nice."


この写真と記事は、本日付のケアンズのローカル紙、CAIRNS POST の一面の記事です。2匹のオスのザトウクジラが、ボートのすぐ後ろに、歌を歌いながら近づいてきたということですが、簡単に訳しておくと、

この写真は、パッションオブパラダイスというクルーズ船で働いているクルーが、先週の木曜日に、グリーン島沖で撮影したものです。

グリーン島沖を走っているボートに、クジラが近づいてきたので、ボートを機走から帆走に切り変えました。その際、クルーの一人、リアナが、ボートの後部デッキからカメラを水中に差し入れて、ボート後部に近づいてくる歌の名手(クジラ)の姿を捕らえたものです。

普段、キッチンで洗物をしているフランス人のパスカルの耳にも、このとき、壁の向こう側のクジラの歌声が届いていそうです。



この時季にケアンズでダイビングをしていると、クジラの鳴き声はよく聞こえます。例の「歌を歌う」ような、低く唸ったり、時には高く、か細い、ザトウクジラ独特の歌声が聞こえます。

今まで、最も間近にクジラの鳴き声を聞いたのは、ハワイのマウイ島です。

私の経験では、冬のマウイ島が、今までで、もっとも頻繁にクジラを観察できた場所です。なにせ、海岸を車で走っていて、渋滞になったときは、必ずといっていい程、海岸のすぐそばの沖合いでクジラがジャンプする姿が車の中から観察できました。

ダイビングをしているとき、クジラが近くを泳いでいると、その鳴き声を、耳だけじゃなく、体全体で感じることが出来ます。通常の感覚だと、10メートル程先の岩の向こうから、突然姿を現しても不思議じゃないくらいの、大きな、大きな鳴き声です。

ボートに戻って、クルーに確認すると、我々から100メートル程先を泳ぎかすめて行ったそうですが、その時の水中での感覚は、いまでもよく覚えています。

クジラって、この地球上で、我々が直接目の当たりにできる最も大きな生き物ですが、それを目の当たりにしたときに感じた思いが、大切なような気がします。

2009年8月1日土曜日

ホエールウォッチング


今日のローカル紙、ケアンズポストの1面です。

内容は、ホエールウォッチング。

マリンワールドという浮き桟橋を利用したグレートバリアリーフへの日帰りクルーズを実施している REEF MAGIC CRISES が、先月からホエールウォッチングツアーを実施していますが、そのレポートです。

ホエールウォッチングツアーは、オーストラリアでは、各地で開催されています。最も有名なのは世界遺産にも指定されているフレーザー島の対岸の町、ハービーベイをベースとしたツアーです。

ケアンズでも7月~8月にかけて南極海から北上してくるザトウクジラが観られます。

ケアンズ近郊が、このザトウクジラの回遊の北限だと思います。従って、水温が比較的低い年は、かなり頻繁に見られますが、水温が高い年は、ケアンズまで北上してくるクジラの数が少ないようで、遭遇回数が少なくなるように思っています。

多い年で、2日に1回、少ない年で4日に1回程度見かけたでしょうか。

でも、これは、グレートバリアリーフに出かけるダイビングボートが、クジラの遭遇回数の多い海域を通過する朝夕、各30分程度の間の遭遇回数ですから、この海域をクジラを観察するためにクルーズすれば、その遭遇回数は、当然、もっと多くなります。

今年から始まったこのホエールウォッチングクルーズ、新しいケアンズのアトラクションとして定着してくれればいいのですが。

「こんな巨大な生物が地球上に存在している。」と言うことを、目の当たりに出来るチャンスです。

ちなみに REEF MAGIC CRUISES のホエールウォッチングクルーズでは、もしクジラが見られない場合は、次回のクルーズが無料になるようです。